心をこめて葬儀や通夜でお別れしましょう

葬儀の出来事・通夜の彼氏

身内の葬儀での話です。病気で入院はしていたのですが、長引くと誰もが思っていたのに突然亡くなって急な葬儀でした。いろいろ準備に忙しくて悲しんでいる間もないくらい慌ただしく時間が過ぎました。通夜は滞りなく終わり、地方からきた親戚と市内の親戚共に会館に泊まることになっていました。その時市内の親戚の女の子がお参りにきた自分の彼氏を一人で帰らせるのが可哀想だから一緒に泊まってもらうと言い張りだしたのです。そこは葬儀専用の施設ではなく町内会館だったので、寝具や部屋数の関係で泊まれる人数は決まっていました。その彼氏は市内の自分の実家に住んでいたので、自分の車で来ていなくても成人しているのだからタクシーで一人で帰れるはずなのです。しかし彼は全く遠慮をしないで騒ぎ立てる親戚の母娘の横でただ黙って突っ立っていました。あんまり執拗に食い下がるので地方から来ている親戚の手前あまりもめてもいけないと、結局私の家族が自宅に帰ることになりました。

そして翌日の告別式が終わって一同火葬場に移動しました。親戚の彼氏も付いてきました。そこで故人の妹がその彼氏を親戚の娘の婚約者だと勝手に他の親戚一同に紹介しました。あれだけゴネて泊まらせたくらいだから、ただの彼氏ではなく婚約者だと思い込んだのでしょう。けれど本当はただ付き合っているだけで結婚の約束などしていなかったのです。しかし今までの流れで親戚母子も否定しづらい雰囲気になっていて、親戚一同は婚約者だと認識したのです。その後二人は別れてその娘は別の人と結婚したのですが、式にやってきた親戚一同に「あの時の婚約者じゃない」と突っ込まれて苦笑いしていました。

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